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深浅測量ラジコンボート RC-S3 VRS搭載モデル レンタル

VRS搭載モデル

VRS搭載モデルとは

ネットワーク型RTK-GPSを搭載し、河口部や沿岸部など潮の干満の影響があるエリア、
波の影響でラジコンボートが大きく動揺する環境でも、リアルタイムに座標(X・Y・Z)を
補正するためより正確な深浅測量が行えます。
ソナーで測った水深を計算することで海底の地盤高も求めることができます。
計測中の水位の変動を気にすることなく安心して深浅測量が可能になります。

VRSとは

※VRS(Virtual Reference Station)とは、日本語で「仮想基準点」と言われています。
 測量現場のごく近傍にあたかも基準点があるかのような状態を作り出す技術です。

従来型の深浅測量ラジコンボートでは、GPSがSBAS方式のためX・Y座標のみを採用していましたが、
より高精度な水深の計測が必要な浚渫工事などは、VRS型深浅測量ラジコンボートを
お勧めいたします。
新型VRS型ラジコンボートは、VRS受信機、GPS、音響測深機、無線機を搭載しているため、
RTKに必要な基準局GPSや無線機、電源は不要になりすぐに深浅測量が可能です。
深浅測量だけではなく、灯浮標や竹入れの誘導にもお使いいただけます。

当社のレンタルは、通信用ルーター・補正データ受信サービスもセットで行っておりますので、
余計な契約は不要です。
オプションにてデータ解析サービスも行っております。(オプションはこちら

ここがポイント!

  • ・実績あるNETIS登録商品です。技術提案や創意工夫に使え、総合評価の加点が見込めます。
    No.KK-080050-VE
  • ・VRS-GPS搭載でより精度の高い深浅測量ができます。
  • ・深浅測量中に水位を測らなくて大丈夫です。
  • ・深浅測量だけではなく、灯浮標や竹入れの誘導も可能。
  • ・補正データの契約や通信用ルーターもセットレンタル。
  • ・小型ラジコンボートなので、ひとりで深浅測量をおこなえます。船外機はもう必要ありません。
  • ・GPS、音響測深機、無線機などがこの小型ラジコンボートに搭載。他の計器は必要ありません。
  • ・深浅測量範囲は0.5mから80mで今まで計れなかった、河川や浅瀬、河口付近が計測可能になりました。
  • ・バッテリー搭載のため、オイル漏れの心配はありません。
  • ・測線が多い河川の深浅測量などは、大幅に時間短縮が見込めます。
  • ・観測後に、地盤高算出ソフトで一括変換できます。
  • ・データはCSV出力になり、お使いの測量ソフトに取り込み可能です。

技術提案や創意工夫のポイント!

  • ・高精度な深浅測量で、より正確な土量を算出できます。
  • ・施工中の出来形管理はナローマルチよりも安価なVRSモデルとヒートマップ解析で確認できます。
  • ・汚濁防止枠など狭い範囲での、出来形管理ができます。
  • ・VRSラジコンボートに濁度計を設置することで、決まったポイントでの濁度を計測できます。
  • ・船外機では困難な浅瀬・人の立ち入れない危険水域での深浅測量が可能になります。
  • ・河川深浅測量など測線の多い現場などは、大幅な時間短縮になります。
  • ・リモコンボートの操作は陸上で行うため、転覆・転落落下事故の危険がありません。
  • ・浅瀬、波打ち際など満潮時、干潮を待たずに深浅測量ができます。
  • ・橋脚の柱周りなど、小型ラジコンボートのため、橋を傷つけずに深浅測量が可能です。
  • ・自動走行のため、決まったルートで深浅測量が可能。高精度で浚渫工事の出来形測量ができます。
  • ・河川など張りブロックがある現場などは、縦断走行で深浅測量ができます。
  • ・小型ラジコンボートは、軽自動車で運搬ができるため、ダムや上流の河川まで船外機を持ち運ぶ
    必要がありません。

現場用途

  • ・貯水池、調整池の浅浅測量
  • ・浚渫工事に伴う浚渫量の測量
  • ・海岸、航路、河川、などの深浅測量
  • ・浚渫前の現況深浅測量
  • ・浚渫作業中の出来形管理
  • ・浚渫後の確認深浅測量
  • ・漁礁投入後の確認深浅測量
  • ・ダム、河口などの堆積土量を出すための深浅測量

深浅測量ラジコンボート『RC−S3』

ラジコンボート本体 RC-S3

本体の大きさは全長1200mm 幅350mm 高さ250mm(アンテナ部分除く)

ツインプロペラで流れの速い場所でも測量可能です。

送信機セット

データ取得ソフトやラジコンボートの通信に使います。
(タフブック、PCボード、アンテナ、モデム)

操作用プロポ

手動操作などに使います。

ソフト画面

無線データを通じてリアルタイムにて表示します。

測線画面

音探画面

水深画面

計測出力データ

CSV形式です。お使いの測量ソフトにコンバート可能です。

本体バッテリー

2個で約210分、連続走行可能です。

深浅測量 現場写真

スペック表RC−S3とRCS3 VRS搭載

ボート本体 RC-S3 RC-S3 VRS搭載
全長 1,200mm 1,200mm
350mm 350mm
高さ 250mm(アンテナ部除く) 250mm(アンテナ部除く)
重量 13Kg(バッテリー搭載時:16Kg) 13Kg(バッテリー搭載時:16Kg)
駆動系
モーター 直流ブラシレスモーター2個搭載 直流ブラシレスモーター2個搭載
最大船速 4.5kt. 4.5kt.
電源 リチウムイオン充電池 20Ah×2 リチウムイオン充電池 20Ah×2
連続航行時間 210分(静水、自律航行時) 210分(静水、自律航行時)
自律航行
船速 2.0kt.(対水速度 4.5kt.) 2.0kt.(対水速度 4.5kt.)
測線航行 1プロジェクト 最大128本登録可能
(高性能自律制御プログラム)
1プロジェクト 最大128本登録可能
(高性能自律制御プログラム)
目的地航行 1プロジェクト 最大255ヶ所登録可能 1プロジェクト 最大255ヶ所登録可能
音響測深機
送信周波数 200KHz 200KHz
測深範囲 0.5m~80m 0.5m~80m
測深分解能 0.01m 0.01m
ゲインコントロール 手動(H、L 各20レベル)、自動 手動(H、L 各20レベル)、自動
指向角 6°(半舷半角3°) 6°(半舷半角3°)
GPS
位置精度 SBAS(0.5m以内) VRS-GPS(3cm程度)
位置データ分解能 1/10000秒(約0.03m) 1/10000秒(約0.03m)
通信
方式 2.4GHz 無線LAN 2.4GHz 無線LAN
データ取得可能範囲 800m 800m